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6章:それから (2/14)





何年もの間
しげさんは社員旅行は断っていた。




しげ『奥さん連れてっていい事になったみたい。』

私『私じゃないじゃん。』


しげ『じゃないのは関係ないよ。あの人は入院してるしさ。』



入退院を繰り返している。
前に年を聞いたら
私より10以上上だった。




今年私が48だから
還暦くらい。
何回か意識不明になって、入退院繰り返してるわりには長生きしてる…。





まあだから
私が本来は奥さんになる位置にいたのに、なれなかったから
会社の付き合いには頑なに参加しないでいた。

しげさんより上の立場は3人いてその3人は事情を知ってるらしく
かなりしげさんは責められたらしい。


責めてくれても
離婚出来るわけもなく…。
付き合って24年が経つんだけど…。
子供できないのも尽くしげさんのせいだ、と言われたらしい(笑)



私が泣きわめいてない分
外野が反応してくれたからちょっと気は済んだみたいなもんだし(笑)

それで初めて
その3人がウチにくる。




本村家の親族でやっている会社で3人のうち1人は海外担当で年に1ヶ月くらいしか日本にいない一番下のマヤさん

従兄弟のけんやさん
マヤさんのお兄さんのたいじさん




マヤさんがしげさんを海外で逆輸入してきて
入社したらしく、かなり信頼しあってるし、反応もいいから親族以外で初めて役員になれたらしい。



親族でやって
かなり揉めた家具屋もあるけどここは大丈夫らしい。




みんな彫りが深いから
兄弟って言われても不思議じゃない。




マヤ『晴菜さん、随分可愛らしい人だったのね〜。』

しげ『どんなimageしてたんだよ(笑)』


マヤ『なんもimageのヒントになるものくれないから陰湿な女なんじゃないかって思ってた(笑)』


けんや『やっぱバカだ。海外にいる奴は突拍子もない事言い出すから危険だよな。』


私『全然平気です(笑)』


たいじ『こんな可愛いんじゃ手元に置いときたいよな。なんで成美なんだろ』


私『成美…』





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美人な姉 ©著者:愛希

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