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3章:あなたのものは
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まさ
『急に別れるなんて出来ないだろ?別れたら会ってくれるの?』
私『私、彼氏いるからさ。』
まさ『はるちゃん…好きだよ』
私『私はしげさんが好き。』
まさくんが困った顔をしていた。
まさ『来て』
両手を広げている。
言われるがまま広げた手の中におさまると
キスをされた。
髭があたらないキス…
まさ『はるちゃん…』
そのままベッドに流れた。
まさくんはいつまでもいつまでもしようとした。
私『まさくん…』
まさ『はるちゃん可愛い…』
シャワーを浴びたあとも
マットの上に私を寝かせてお股を舐めている。
まさ『別れたら、また会ってよ…』
私『わからない…』
服を着て
足早に部屋を出た。
電車は別々に乗る。
まさくん…
あんな美人な彼女いるのにおかしいよ。
ヤッた女が友人のものになったのが嫌なのかな。
3日ぶりにしげさんに会えた。
私もしげさんも連休
しげ『まさがまた会おうっていうんだけど』
私『まさくんから言って来たならこないだみたいにはならないんじゃない?』
しげ『だよな。』
今日の夜
会う事にした。
まさ『しげー
』
私『あれ?美晴じゃない』
しげ『まじか…』
とりあえず紹介された。
まさ『どうした?行こ
』
とりあえず美晴とは全く違うタイプだった。
素朴な感じ。
彼女がトイレに行く。
私『美晴は?』
まさ『合わなかったんだ
あの日、別れ話になってさ』
しげ『きれいに別れたのか?』
まさ『じゃなきゃ今あの子いないでしょ』
まさくんがやけに明るい。
ダーツ行った日のまさくんみたいだった。
しげ『本来はあんな感じだからな
』
私『じゃあ良いのか』
しげ『気分悪いでしょ』
私『別に。そういうひいき、私はしないから。』
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美人な姉 ©著者:愛希
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