ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

18章:約束 (2/2)

君の願いを両親に話粉々にしてもらった。


小さな瓶に入れてあの海に向かった。


電車に何故か君と乗ってる感じがした。


粉々になった君を手に握りしめる度に涙が止まらない。


君の温もりが消えなかった。


駅に着いて、君と食べたラーメン屋さんに入った。


錯覚見たよ。


君が笑いながら


「なっちゃん、美味しいなラーメン」


って笑ってる。


ラーメン食べ終わり私は浜辺に向かった。


浜辺に着くと涙が止まらなかった

「優斗とバイバイ出来ないよ、優斗を送れないよ、優斗を」


「なっちゃん、又来れたねここに泣かないで、俺はなっちゃんの側にいるから、だから泣かないで」

幻なんかじゃない、君がはっきり見えたんだ。


私は瓶から粉を手のひらに出し、波打ち際に流した。


「なっちゃん、有り難う。
来年会おうね、さよなら」


はっきり君の声が聞こえたよ。


私も海に向かって


「優斗、大好き、来年ね」


浜辺を後にして君の実家に向かった。


「なっちゃん、これは貴方が持ってなさい」


お母さんがくれたのは君が死ぬまで外さなかった腕時計。


腕時計を握りしめながら泣いた。

日記ももらった。


帰りの電車で泣きながら帰った。

君は最後迄本当に私の事を思ってくれたんだね。


君はもう傷みもなく元気ですか?

君の残してくれた宝物は来年小学生になります。
59 /95

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

忘れないよ ©著者:mama

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.