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14章:激痛
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君の中のガンは本当君を苦しめたよね。
筋肉質だった、腕も足も全て日毎に細くなり、それでも君は私に笑顔でいてくれた。
君は私の最高の彼氏だよ今でも。
余命2ヶ月はすでに過ぎていたね
余命宣告から、3ヶ月たった頃だった。
「なっちゃん、あの海行きたい」
私は先生に何とかお願いして、一泊二日の外泊をもらった。
君は助手席で、私の運転する姿を笑いながら見てたね。
海岸が見えると
「なっちゃん、俺が死んだら骨を少し粉々にしてこの海に撒いてくれないかな」
「分かった、約束するね」
君は笑いながら
「有り難う、なっちゃん。
着いたら起こしてくれる」
「分かった、着いたら起こすね」
私は涙で視界がぼやけてた。
次から次に溢れて来る涙。
声を殺して泣くのが本当苦しかったよ。
横でスヤスヤ眠る君を見るだけで愛しくてたまらなくなる。
君がもうすぐいなくなるかと思うと、一緒に死にたいとも思った。
現地に着く前に君は目覚めて私に言った。
「なっちゃん、絶対生きてね。
俺の分まで生きるって約束だよ。俺がいなくなっても、強くだよ。絶対なっちゃんは幸せになれるから、いつもありのままでいてね。なっちゃんの子供可愛いだろうな見たかったな」
君は泣いていた。
外を見ながら肩が小刻みに揺れてた。
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