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3章:赤信号
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「『この世のもの全ては刻一刻と変化し、同じものなど何も無い』という事です……寂しいと感じれば近付けばいい。辛いと感じれば 離れればいいのです……ただ忘れないで欲しい。全ては無情にも変わっていくものなのだよ」
心に切々と響く声音はやがて音符を刻み、緩やかなピアニッシモのアリアを奏でた。
ーーもう戻らなくていい。
優しく大らかだった敬二。
はにかんだ笑顔が愛おしかった悠河。
その二人を変えてしまったのも、醜さを引き出したのも……若き日の大切な想い出を踏みにじったのも私だ。
「ああ、自分を責めないで」
男は心を読んで話を続ける。
「こう考えてください……彼らとあなたは、違う世界に居るのだと……あるいは目指している場所が違うのだと……。ゆっくりで良いのです。少しずつ、ちょっとずつ考えてみてください。あなたなら、きっと分かる日が来ます」
私はアリアの音色を浴びて眼をつむる……暖かな陽射しが、涙で濡れた頬を包んだ。
ーー男の声は次第にかすれ、それなのに頭の中にハッキリと聞こえる。
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