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2章:花嫁の左手
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几帳面に折りたたんだハンカチとスマートフォンをテーブルに置きながら、はにかむ。
「ん、あれ? 彼が出来たとか?」
「やっぱり、坂本さんには隠せないですね……はい!」
「おー! そうなんだ! それは良かった。ステキなひとなんだろうね。麻由ちゃんを射止めるなんて」
「いいえぇ……でも、とっても優しくて思いやりがあるひとなんです」
まるで少女のように、頬を紅らめる彼女がいじらしい。
「わぁ、幸せなおのろけをありがとう。もしかして……結婚も視野に入れているとか?」
「実は……はい。来春にでもと」
「それは急だね! 準備に忙しいでしょう? あ、それなのにこんな長期の仕事を頼んでしまって大丈夫なの?」
麻由は、きりりとアーチを描く眉に、二重の眼をきっぱりと見開いた。
「大丈夫です! 同じ業界のひとで、仕事内容もほぼ一緒なんです。相談したら『応援するから、頑張りな』って言ってくれて……坂本さんのご主人みたいなひとでしょう?」
「……いやいや、麻由ちゃんの彼の方がずっとステキだと思うよーーでも、良かった! よろしくお願いしますね」
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