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7章:ホスト ルイ (2/6)

付き合って2日目


今日は私のバイト日


健一は


今日と明日は同伴で綾乃の店行って
ラストまで飲んで
一緒に帰ろうね


と予定を決めていた

私は一度家に帰って準備をしてから
また戻ってくるね

と健一に言った


健一は
もし、自分がいないときでも部屋に入れるようにと
マンションのエントランスの暗証番号と部屋のドアの暗証番号と鍵をくれた。



私はタクシーで家に帰って
店長に同伴を伝えて
結衣に電話した。


付き合うことにしたと言うと
結衣は心配だけど、フラれたら一緒に泣いてやるから頑張れと応援してくれた。


家でシャワーを浴びて
お店用メイクで整形なみの変身をしてヘアメに行った

ヘアメが終わって健一の部屋に帰ると


あ、キャバクラのお姉さんだ
俺の彼女の綾乃じゃないねー
ちょっと淋しいけど、お仕事だから
頑張らなきゃなと

身支度をして2人でタクシーに乗り
歌舞伎町にある

焼肉屋に行った


焼肉屋から私の働く店までは徒歩

5分くらいだからギリギリまで焼肉屋さんにいた


お店に入って私はドレスに着替えた


その間は結衣がヘルプに付いてくれてた


私が健一のテーブルに付いて
乾杯をした時、私のテーブルに
新人の女の子がヘルプに来た


初めまして昨日入店した樹理です。


健一も初めましてだけど
私も初めましての女の子


樹理ちゃんはずっと健一の顔を見てる


健一が


ん?


って言うと


あの…クラブAのルイさんですよね?


と、聞いている


私は心臓がバクバクだった


健一は


人違いじゃない?と言って
話をすぐに変えた


樹理ちゃんは絶対ルイさんだルイさんだとしばらく騒いでいたけど

違うテーブルに呼ばれて

抜かれた。


正直ホッとした。

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No.1 ©著者:負け子

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