4章:付き合いからの (9/10)

じかに触れてる手は
背中や腰から次第に尻やウエストに向かう。




ウエストから
下着の上を通過した時
ホックをはずさず
ゆっくり上に上げて
胸を包むと、すぐに乳首をやんわりと摘まんだ。





私は静かにまた目を閉じる。


彼の愛撫の仕方と
全く違うから
予想できない感じがまた脳に響いた。

キスをしながら
ゆっくりと中田は頭を起こし私は一瞬また目を開けた。





重なっていた唇が
顎を通過して首筋から、胸に移動する。



胸に到達すると
ﾄｯﾌﾟｽの中に頭を潜らせた。





舌がウエストから這い上がると背中が仰け反る。

そのまま舌は
下着を上げた胸に這わせる。






かぶっていたﾄｯﾌﾟｽは
上げられて
私を見ながら舌先で乳首を弄ぶ。





長い時間
そうしながら片方の手は下に向かっていた。

下に向かう手は
ウエストの脇から指先でなぞっている。




私は吐息混じりの声が出た。