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3章:飲み直しからの (2/7)






中田は長々とは話さないけど、話は尽きない。


いつもは2杯くらいで帰るけど
いつの間にか5杯目を頼んでいたらしい…




マスター『売上貢献ありがと(笑)』


私『え?』

マスター『ミズ5杯目だよ。』



マスターはたまに噛むから
私を『ミズ』と呼ぶ。


中田『マスターもどうぞ』



マスター『え(゜.゜)いいのじゃあ


後ろ手で生ビールを既に持っていた。





中田『持ってるし(笑)』




私『ね




3人で会話が弾む。







マスター『そろそろしめるかな』


私『はあい。』


マスター『いやいや。ミズはいれば。』


私『え…

マスター『帰りたいの?もう終電ないよ



私『ええ


中田『まじだ。』




私『やっぱり帰るわ。中田正人は?』

マスター『フルネーム(笑)』



中田『俺も帰る。』


マスター『1台?』


私『2台で』


中田『いや、1台で。』





(゜_゜;)






タクシーに乗る。



中田『俺んちすぐ近くだから。』

私『便利なところに住んでるんだね〜』



中田『まあ便利は便利』


私『私はタクシーだと…40分くらいかな。』



中田『じゃあ今日はウチ来れば?』

私『はあ




中田『運転手さん、近くて悪いね。ここで。』


私『ちょっと




中田『置いてくよ』


なぜか急かされてタクシーを降りる。




中田『水とかいる?あ、waterの方ね(笑)』


私『発音違うからわかるし(笑)』



水とお泊まりセット的なのを買う。
っていうか買ってくれた。


なんなら
barも出してくれた。





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最初で最後の… ©著者:愛希

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