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5章:ー分岐ー (3/3)

「芽衣、芽衣だけに言うね、内緒よ。私には許嫁が地元にいるけれど、今付き合っている彼氏がいるの。ハハハ、はずかしぃー。」

「わぁ、春霞すごい、進んでるわね!今度みんなで遊びましょう。仲良くできるといいな。」

芽衣は彼がいたことがなかったので、私は自慢したかった。芽衣に彼氏がいなかったのは、できなかったのではなく、作る必要がなかったのです。美人でお金持ちの娘。いくらでもその気になれば寄ってきます。しかし、私は自分のちっぽけな優越感を味わいたかったのです。

遊ぶお金はカラオケガールで稼いでいました。もうすっかり夜の金銭感覚に慣れ、普通の給料でアルバイトなんて信じられないとまで思うようになっていました。
よくよく思い返すと私は小さな頃から、勉強だけは要領よくできるが、ずるく、見栄っ張りで、妬み強い性格だったようです。ほんとは誰よりも一番になりたいと思っているタイプです。

 
その頃には林の仕事。。。

夜の女性の管理、勧誘、、、

に、私は気がついていました。もちろん私の店も林の息がかかっていました。だから安全でもあると思っていました。だって私は林の女でしょ。

「春霞、お前、最近遊び過ぎだ。前借りしたらしいな。」

「今度、みんなでプールパーティーするから、支払いしたら足りなくて。気をつけるわ。」

「おまえ、名前変えろ。春霞(チュンシア)なんてダサい名前。本名だろうが、田舎から来たって一発でわかるからな、夢がないだろ?」

「でも、名前を変えてバイトなんて本当に水商売みたいで嫌だな。別に悪い事していないし、、、」

バン!!

初めて林に殴られました。おもいっきり殴られました。

「なめるな。カラオケガールだって仕事だろ?指名とれないと、お前だって首になるぞ?それは俺の女だろうと関係ないぞ。」

「ごめんなさい、そんなつもりじゃないの、怒らないで。首にしないで。首になったら私、奨学金も返せないし、友達にも会えない!」
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ー氷妹ー ピンメイ ©著者:バリ固

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