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7章:#7 (8/8)




「じゃぁ、ここで。
悠を連れてくわけにはいかないから。」


ネオン街に立ち入る前に、なつめくんが切り出した。


「うん…また明日。」

「そんな顔しないで。どこに泊まろうが明日になれば同じだよ。」


じゃあねと、彼は笑った。


多感な今の時期に、母親が代わる代わる男を変える。
それってどんな気分なんだろう。


どれだけショックなんだろう。


あたしは、ショックなんて言葉じゃ言い表せなかった。


父親だと思っていた人の性の対称になった。


あの日ーーーー


いっそ死んでしまいたかった。


そんな勇気なんてなくて、今に至るんだけど。





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僕らのゆうき ©著者:結月 杏奈

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