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6章:#6 (2/9)




「女の子が顔に傷なんて、絶対ダメだよ。」


傷がついた経緯よりも、ちゃんと消毒したのか、痕が残るんじゃないかと心配してくれた。


授業中、さりげなく横を盗み見る。


こんな優しい彼が、一体何に苦労してるというんだろう。
優しいからこそ苦労してるのか。



まさか、ね。
あたしと葉山みたいな事ではないよね。


いくらなんでもあり得ない。
でも、あり得ないなんて言い切れない。


その日、授業なんて1ミリも入ってこなかった。




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僕らのゆうき ©著者:結月 杏奈

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