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3章:#3 (9/9)




気づいたら、みんな床に転がってた。


「起きた?」


目が覚めると隣に柊也がいた。


「ずっと起きてたの?」

「うん。ブッサイクな寝顔だな、おまえ。」


柊也はクククッと肩を揺らして小さく笑った。


「寝込みを襲う気だな。」

「そ♪」

「ッッッ!!ちょっと…!!」


柊也の顔が近づいた。

床ドン状態であたしを見下ろす。


「さっき、なつめとどこ行ってたの?」


あの香水の香りがあたしを包む。


「柊也、近い。」

「なにしてた?」


どんどん近くなって、お互いの鼻がくっつきそう…


「猫…」

「猫?」


首をすくめてギュッと目を閉じた。


「バーカ、冗談だよ。」


目を開けると、状態を起こした柊也が煙草に火をつけながら悪戯に笑った。


「続きは今度な。」


ビックリした。


外はうっすら白みがかっていて、もうすぐ夜が明けそう。


楽しかった宴もそろそろお開き。


帰りたくない。


帰ったらあたしどうなるんだろ。
無断で外泊したのなんて初めて。









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僕らのゆうき ©著者:結月 杏奈

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