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10章:最後の約束 王子の涙 (1/7)

10章:最後の約束 王子の涙


王子と話し合う?

何だかそんな気になれない。


別れ話しか浮かばない


何度考えても変わらない


うん、別れよう



1人でそう言って王子に電話した


すぐに電話にでた王子

負け子は一方的に話し始めた


王子が言いたいことは解る
でも、もう無理だから
別れたい、BDはいかない
引っ越しをするから部屋の解約をお願いしたい。


王子は


あれだけの営業妨害しといて
自分は無傷?調子良すぎじゃない?
でも、もういいよ。
負け子をそこまで追い込んでいたのは俺だからね。
それに、負け子じゃなくても
いつか誰かが暴露とかするだろうし
俺はまた1からやり直すよ。
BDまでまだ時間あるし。頑張るよ

まあ、負け子が良ければこれからは友達として、付き合いしてよ。
また普通に飲みに来て欲しいし
ご飯とか行きたいし
どうかな?



負け子はもう一度謝って
友達として宜しくと言うのがやっとだった
もういいから、また2人で頑張ろうって王子が言うんじゃないかと期待していたのかもしれないし
別れたくないと言われるのを期待していたのかもしれない


友達なんて選択肢は負け子の中にはなかった。




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負け子の備忘録2 ©著者:負け子

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