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3章:王子の携帯 (1/6)

3章:王子の携帯

帰宅してから

王子がお風呂に入ってる間に


携帯を見た



綾乃さんと連絡取ってたりしないでね

そんな願いはあっさり却下されました



荷物の残りを取りに行きたいから都合教えて?

と王子が連絡していて

綾乃さんは


荷物荷物って一回で全部持って行ってくれなきゃ困るよ
小分けにするくらいなら送るから
何が必要か言って

と冷たい返事


自分で見て仕分けするから都合教えて、それから俺は別れたつもりないよ?早く帰りたいんだけど
寮の暮らしは窮屈だし、綾乃のご飯食べなきゃ元気でないよ



別れたつもりないよ?寮?

ここは寮?(笑)

ご飯下手ですみませんね!



本当に王子はTHEホストだね


ガッカリしたよ


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負け子の備忘録2 ©著者:負け子

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