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4章:見てはいけなかった
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朝になり、チェックアウトの時間も近づいていて
負け子はホテルで出勤準備
王子もシャワー浴びて着替え
王子は起きてからもスマホをいじるでもなく、負け子の出勤準備を黙って見てました。
ねぇ、負け子ちゃんの本名って何?俺の本名は○○○。源氏とあんま変わんないでしょ
って
本名まで教えてくれて負け子は
嬉しくて、負け子も本名を教えました。あと誕生日や大久保のどの辺りに住んでるとか
デリヘルで働いてるとか。
で、チェックアウトして
ホテル代はもちろん王子が出してくれて、2人で新宿駅の方に歩いて行きました
王子が、ふと今日は何日?
あ、15日か今日が2人の記念日だね。俺の仕事が仕事だから
淋しい思いもさせるかもだけど
信じてほしいし信じてもらえるように努力するね。宜しくね負け子
って、初めての呼び捨てに萌える負け子、記念日に喜ぶ負け子
本当、負け子の単細胞な脳内に呆れますね(笑)
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負け子の備忘録 ©著者:負け子
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