お正月を迎え、成人式も迎え。


何も変わらないまま卒業式を迎える。


マー君とは、クリスマス頃から逢う回数が減り、ほとんど逢わなくなっていた。


ヒロからは、毎日の電話やメールにうんざりして、着信拒否した。
こんなにもマメな男いるんだなって思ったが、その時の私にとっては、うざい以外の何者でもなかった。



卒業式だって、感動も何もない。
あーあ、来月から働かなきゃいけないのか…


夜に卒業飲み会。私は医療秘書科だったため、全員女の飲み。80人くらいいただろうか？楽しかった！


別の部屋にホテルトラベル科もいた。



会計のときに、後ろから腕を掴まれた。

酔った勢いだったのか、私は男と2人ででかけた。


夜中…
「2時になったら、俺の女ね！分かった？」

何も考えていなかったのだろう。


うなずく私。