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14章:扉の夢 (1/3)

14章:扉の夢

お盆の入りの頃、とても怖い夢を見た。

私は仲間と一緒に、どこかに向かっている。

とても楽しそうに談話しながら、複数の仲間とゆるい坂道を登っていった。

坂道を登りきると、そこには大きな白い扉があった。

白い、とても大きくて重そうな両開きの扉。

高さは10メートル以上はあり、横幅は5メートルはありそうだ。

真っ白では無く、縁とか取っ手とか、要所要所に赤い色が入っている。

扉の合わせ目には、お札が貼られていて、仲間達はそのお札を無視して扉に手を掛けた。

「せーのーでっ!」

掛け声は聞こえなかったが、皆の口が動くと共に、一斉に扉を押した。

気が付くと、私は真ん中で皆と一緒に扉を押している。

扉を押した瞬間、

「いけない!この扉を開けてはいけない!」

心の中で叫んだ。

が、扉は開いてしまう。

不思議な事に、押した筈の扉は、手前に開く。

私は左右の扉に手を置いたまま、20センチほど開いたドアの上の方を見上げる。

「開いてしまった!ヤバい!出て来る、アイツらが出て来てしまう!!」

扉の向こうから、白いボロ切れの様な大群が、次々と押し寄せた。
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ

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