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11章:酒盛りの代償
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11章:酒盛りの代償
まだまだ聞いた話が沢山ありまして…
以外と記憶に埋もれている物ですね?
幼い頃からそんな話を母親に聞かされていたせいか、怖いとかの感覚が無く、ただの物語化している様で。笑笑
ふとしたきっかけで思い出します。
今回も思い出したお話。
昔、私がまだヨチヨチ歩きだった頃らしいです。
近所に住むドカタ関係のお仕事をしている方が、東京の田舎にある、奥多摩に仕事に行ったそうです。
彼をAさんと呼びますね。
その日の仕事を終え、仲間内でいつもの様に酒盛りをしていました。
その当時、職人さんの酒盛りと言えば、ポン酒。
一升瓶に入った日本酒の事です。
いつもの様に、ポン酒片手に豪快に飲んでいました。
そこに、蛇が現れます。
「お、蛇!」
「おい!蛇だ!蛇だぞ!」
と、皆で注目。
その中の一人が、
「北海道の人間は、蛇なんか平気なんだろ?」
と言い出します。
酒もかなり入り、酔っていたAさん。
調子に乗って
A「おう!当たり前だ!蛇なんか、ちっとも怖くねぇ!」
と、その蛇を素手で捕まえ、飲んでいたポン酒の瓶に閉じ込め、蓋をしてしまいました。
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