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10章:焼失したお化け屋敷 (2/5)

厨房だったと思われる場所に差し掛かった時、人の気配を感じた。

U君「隠れろ!」

3人は隠れる場所を探して、散り散りになったそうです。

U君は、焼け残ったコンクリートの壁の陰に身を屈めた。

暫く様子を伺っていたら、人の気配がしなくなった。

U君「おーい、皆無事か?」

A君「おお!Bは?」

声を掛け合って、辺りを伺いながら出て行く。

A君「Bは?Bが居ない!」

U君「どっかに隠れてるんだ。探そうぜ。」

二人が探そうとしたら、また人の気配が。

慌ててU君が隠れてた壁の陰に二人で隠れる。

今度は、話し声まで聞こえる。

俺達と同じく、肝試しに来た人間かも知れない。

そう思ったが、何を話しているのか、話し声の内容は理解出来なかった。

一応、用心の為に隠れ続けた。

人の気配も話し声も聞こえなくなったので、B君を探しに行こうと立ち上がると、また気配や声が聞こえる。

慌てて隠れる。

何度か繰り返して声と足音が、壁の前を通った。

U君は、そっと壁の陰から声のする方を覗き見た。

これが人間だったら、Bを探しに出て行こう。

そう思ったそうです。
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ

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