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7章:【あの有名な】後日談 (2/6)

トンネルは、子供の頃に通ったトンネルより、何倍も長くなっていて、トンネルの材質も、所々違っていました。

花屋側に延長されていたので、花屋から出口が見えなくても可笑しくありません。

母「あの時は、怖かったよね?」

私「うん!私には、視えて無かったけどね?」

母「あのトンネルを抜けて、すぐに行こう!って言ったよね?」

そうだっけ?

何せ小学生の頃、細かい記憶は、薄れています。

何よりあの時、トンネルを走り抜け、安心していましたからね。

母「うん。言ったよ。」

私「そう言えば…。」

そうだ!そうだった。

それで私、すぐに脇の小道を指差し、

私「こっちだよ。」

って、歩き出したんだった。

母「あの時ね、出口に立ってたオジサンも怖かったけと…」

私「何?」

母「土手の上から沢山の人達が、こっちに向かって降りてきて…そっちの方が気持ち悪かった。」

何ですと!?

あの時、トンネルを抜けて、安心し切っていた私には、全然気が付かなかった!

てか、土手方面なんか、目もくれなかったし。

私「それって、オッサン達?」
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ

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