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6章:山菜採り
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マイタケ叔母「叔母さんの、夢かも知れないしさ、寝惚けたのかも知れないんだ。」
マイタケ叔母さん、たまにぼかして話をします。
そんな時、本当に寝惚けてる事は無いんです。
本当に夢なら、夢!
寝惚けたなら、寝惚けた。
って、ハッキリ言う人なんです。
マイタケ叔母「朝、起きたらね、目の前に、父さんが出てきたんだ。」
私「父さんが?」
マイタケ叔母「うん。青いリュック背負ってさ、ニコニコ、目の前を横切って行った。」
青いリュック!
父が生前、山に背負って歩いてた、ボロボロの大きいリュック!
私「あれ、まだ愛用してんの!?笑笑」
イチゴ「ウチら、子供の時のだよね?笑笑」
私「あれ、どこにいった?」
イチゴ「随分前に捨てたよ!」
マイタケ叔母「兄貴、一緒に来たかったのかな?」
私「いや!絶対に来てる。イラチな父さんの事だから、叔母さん起きたから、用意出来てるぞ!ホラ、マイタケ、行くぞ!って、言ってたんだよ。」
マイタケ叔母「兄貴なら、ありえるな?笑笑」
私「きっと、○○叔母さんも、○○叔父さんも一緒だね?」
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ
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