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4章:地下室
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私「それ、母方の方だわ。」
曾祖母が、先祖代々伝わってた物を売った事を簡単に説明しました。
ピーチパパ「結局、金がって言ってる。探さなかったの?」
私「分からない。分かってるのは、それらが母さんの一族の手に無い事。」
ピーチパパ「それから一族の人達、次々と亡くならなかった?」
私「うん!母の一族は殆ど絶えてる。お大師さんにも言われてた。」
ピーチパパ「父方の方も凄いけどさ…母方の方も来てるんだな?先祖って結構な家柄じゃね?」
私「うん。父方がね。母方も同じ地方の武家だよ。」
ピーチパパ「それでか…。色々と余計なのも集まってる。」
やっぱり?
類は友を呼ぶって言うもんね?
ピーチパパ「それって探せないの?」
私「無理でしょ?母さん達にも無理だし、見た事も無い物だよ?」
ピーチパパ「そうだよな?そう言っとくわ。」
え?それでいいの?
ピーチパパ「供養はちゃんとしてるんだね?誰か分からないけど、そう言ってた。」
まぁ…母さんがちゃんとしてるからね?
後片付けをしていると、ピーチパパが奥の部屋に頻繁に出入りしている。
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ
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