ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

2章:裏道 (1/2)

2章:裏道

先月、5月の事です。

イチゴが寝不足で仕事を頑張ってました。

イチゴ、今はトレーラーのドライバーをしています。

余程眠かったのでしょう。

イ「姉ちゃんか母さん、どっちでもいいから付き合って。」

と、言うので私が付き合いました。

家の近くの某会社から、シャーシ(トレーラーの荷台)をトレーラーヘッドに繋いでフェリータ(フェリーターミナル)まで運び、フェリータの近くから違うシャーシを引っ掛けて帰りました。

裏道を通り、眠いのでCDを大音量で聞きながら走っていた時です。

急なカーブに差し掛かった瞬間、イチゴが

イ「うわーっ!あたし、この道無理!」

そう言い出したんです。

私「何で?そんなに狭くないよ?」

カーブを曲がり切ると信号で、赤だったので当然停まります。

イ「道幅じゃ無いよ。分からない?」

私「じゃ、何さ?」

私が言い終わる前に信号が青に変わり、車が発車しました。

イ「気持ち悪く無い?」

私「別に、普通じゃ…うわーっ!?」

交差点を渡り、4、5メートル走った場所を通った時、全身にものすごい悪寒が走りました。

何て言うんですかね?

悪意?殺気?

ハッキリ分かるのは、この世の物で無い、と言うこと。

思わず声が出てしまう程の違和感。

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.