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4章:決心 (9/9)





私『あきさん…』

あき『起きたか。なんだ?』



私『これからもずっと、愛してくれますか?』

あき『もちろんだよ…。そろそろ行かないといけないんだろ?』



私『はい…』



シャワーを浴びて
体を拭こうとした時
鏡に映る私の体には赤いマークがいくつもあった。




あきさんが洗面所に来る。




洗面台に軽く手をつかせ
私は顔だけあきさんに向いて、ねっとりとしたキスをすると
確かめるように体を撫でる。


触れた部分がじんわりと熱くなっていく。



あき『したいか?』

私は黙って頷いた。




年齢よりもだいぶ若く見えるあきさんの肉体が鏡に映り、大きな手が私を撫でたり、胸を包んだりする姿は、とてつもなくいやらしくて、また感じる要素になる。



少し屈みながら
後ろからあきさんが中に入ってゆっくり腰を振りながら、私の口に指を入れる。

そうすると
声のボリュームが調節できなくなり、部屋中に私の声が響き渡る。

年甲斐もなくあきさんは長持ちさんだから
膝がガクガクしたのがわかると、射精する。



それをタオルで拭いたあと、また指を入れて私を何度もイカせる…。

半分支えられながら
何度も…。




気が済むと向かい合わせになり、密着しながらキスをする。






あき『帰さなきゃいけないんだよな…』

私『また明日…。』


あき『もちろん明日も抱くよ。それまで、誰にも触れさせたらいけないよ。』

私『はい…』




あき『可愛いね、君は。』




なんとか服を着て
部屋をあとにした。



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歪んだ純愛 ©著者:愛希

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