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16章:薬
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暗いラブホテルの部屋で、注射器が転がった。
峰とサラは、
久しぶりに一回だけ
と、
竜也が残して行った少量の覚醒剤に手を出した。
どんなに強い意志も、
ネタと道具(注射器)、ミネラルウォーター、血管を浮かせるために腕に巻く紐のセットを目の当たりにすると、
まるですべてを忘れてしまう様に、簡単に砕け散った。
身体中の毛が逆立つ。
広がる視界に飛び込むものは、すべてがイキイキと鮮明で、
眠っていた脳が、覚醒する。
そんな感覚になってしまえば、
一瞬のためらいや恐怖は、どこかへ吹き飛んで行く。
峰は、ギラギラした瞳を光らせながら、裸のサラを椅子に縛り付けた。
変態セックスの始まりだ。
薬の作用で、身体中が敏感になったサラは、どんな刺激も強い快感に感じ、
峰とセックスをするために産まれてきた。
本気でそう思った。
一時間…。
二時間…。
三時間…。
時間の感覚が麻痺する。
覚醒剤が効いてるうちは、狂っている事にも気付かず、
強烈な興奮と快感に支配された。
そして何時間かして、死人みたいな自分の顔に気付く頃、
髪を掻きむしりたくなる様な苛々感に襲われるのだ。
それは、後悔なのか、絶望なのか、怒りなのか、悲しみなのかわからない。
もしかしたら、
「無」感情なのかもしれない。
ホテルを出ると、雨が降っていた。
薄暗い景色を見ても、
二人には、
明け方なのか夕方なのか、わからなかった…。
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