生い立ちの全部を話すと、
それだけで小説埋まってしまうので省かせていただきます。


公立の小中学校に通った私は正直、地味な生徒であった。

周りに溶け込めない。
勉強もできない。
明るくもない。存在感薄い子。


ただ中学校に入ってから英語が教科に加わり、英語だけは得意だった。
そしてアメリカ文学に興味を持ち始めた。

周りにとけ込めない私はひたすら図書館に行き英語の小説を和訳した。