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18章:斉藤
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18章:斉藤
朝、伊吹さんから話があった。
伊吹「明日から、俺の知り合いと一緒に仕事をする事になった。」
その知り合いと言うのは、同じブリーダーで、繁殖所の周りが住宅街になり、苦情が殺到した為、伊吹さんに助けを求めたらしい。
名前を三上と言うそうだ。
伊吹さんは、三上さん受け入れの体制を整える様に指示した。
翌日、昼少し前に三上さんが軽トラにケージと犬を乗せてやって来た。
三上「よう、三上だ。宜しくな。」
加藤さんと俺に、そう挨拶して運んで来たケージと犬を運ぶ様に指示する。
初対面なのに、偉そうな人だ。
伊吹さんと一緒に仕事をするって事は、共同経営者になるのか?
それなら仕方ないのか?
俺は黙々とケージと犬を、それぞれの小屋に運び込む。
加藤さんも、無言で動いている。
何とか昼に間に合わせて運び終わると
三上「午後からも運んで来るからな。」
三上さんはそう言って、伊吹さんと食事に出掛けた。
斉藤「どれくらいなのか、加藤さん聞いてますか?」
加藤「確か、雄雌合わせて100頭くらい居るって言ってたかな?少し処分して来るって話だぞ?」
俺は、処分と言う言葉の意味を考え無いようにした。
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届かない叫び ©著者:杜若 キウイ
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