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10章:ライス
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10章:ライス
僕がここに来てから半年くらい経ったと思う。
いつもお腹が空いていて、満足にご飯も食べれていない。
体は汚れとノミで痒いし、爪は伸びて歩きずらい。
鬼爪なんて、肉球に刺さって腫れている。
肉球が腐っている犬もいるくらいだ。
せめて窓があって、外が見えたら…。
窓も無く、じめじめとしている為か、皮膚病になっている犬もいる。
僕だって、いつ病気になるか…。
気が合わずに喧嘩して怪我をした犬や、空腹の余りに新聞紙を食べる犬。
ここは、犬に取って地獄以外に他ならない。
僕は、死ぬまでここで過ごすのかな?
トニーから、ポチおじさんは処分されたと聞いた。
年老いたり、使い物にならなくなった犬は、違う小屋で処分されるそうだ。
遺体は敷地内にある、ドラム缶で焼かれるらしい。
ポチおじさんが小屋から居なくなって、暫くしたらポチおじさんが焼かれている匂いがした。
そのドラム缶とやらで燃やされていたんだろう。
僕はまだ死にたく無い。
少なくとも、こんな所で死にたく無い。
出来れば逃げ出したい。
斉藤は優しいけど、伊吹と加藤は最悪だ。
僕達を生き物として見てくれない。
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届かない叫び ©著者:杜若 キウイ
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