ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

22章:絶望の淵 (1/1)

22章:絶望の淵

もう…
俺なんかどうなってもいいんだ。
簡単に死ねるもんじゃないけれど、今、死んでもいい。




私と居て
今、死んでもいいなんて…。
何も言えなかた。

私も、ずっと死にたかったんだ。

でも…
アナタといる時だけ
ちょっぴり幸せで
死にたい自分に逆らって
歯痒かったりした。

アナタには
それは無いんだね。

寂しいなぁ…。

私は多分もう終わってるの。
小さな夜の世界で
私を落としめたい女達
私を苦しめたホスト達
私を道具にしたい客達

将来を約束した人でさえ
病気で不妊になったら
お金掛からないから
良かったね!と喜んだ。

私ってなんだ?
私は幸せを望んだらいけないの?
終わってるの?

でもね…
アナタに出会って
一度でいい
手の届かない様な
若くて未来のある男の子に
愛されたいと思った。

もう…
私はアナタが居てくれたから
充分幸せなんだよね?
そうだよね?

私が本当に独りの時に
側に居てくれた
アナタには
生きる希望を持って欲しい。

愛しているから…。
22 /22

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

一度だけ ©著者:蝶

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.