2章:ハンティング開始 (2/4)

婆『えりゃあトンチンカンな名前じゃなあアンタ』

小『ええもうトンチンカンな野郎でして全く。お婆ちゃんはお名前なんと仰るんですか？』

婆『キヨ言いまんにゃわ』

小『キヨさんですか』

婆『さんずいにね？青と書いて…』

喋りながら指で空をなぞるお婆ちゃん。

小『あー分かります分かります。
清らかな』

婆『そいじゃそいじゃ！』

小『今からどちらに？』

婆『んあ？ちーと町内会の会合に顔出してきよっちゃが』

町内会www
生々しいwwwwww

小『あー町内会のねー』

婆『今もうわきゃあもんがみんな都会の方行っちまうからね？年寄りばっか集まって座談会すんだどよ』

小『なるほど〜』

婆『お茶とまどれぇぬふるまって来よったと、腹が膨れて動けんじゃが？にゃっはっはっ！』

聞かれもしない事を喋り出しながら、何が面白いのか一人陽気にケタケタ笑う清お婆ちゃんかわええ。

小『マドレーヌいいですね〜！
お菓子とか好きですか？』

婆『好きさぁ〜』

小『僕はお菓子よりお婆ちゃんを食べたいです』

婆『あーた、もちょこい事言うなぁ？』

もちょこいってなんだよwwwwww

小『もちょこい？◯◯弁ですか？』

婆『うん』

小『あの、ど…どういう意味でしょう…？www』