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1章:企画の趣旨 (7/8)

ワゴンが止まり、ドライバー(プロデューサー?)らしき人の声が画面外から聴こえて現地到着を知らされると、撮影陣はバタンバタンとドアを閉めて車外に降り始める。

小『うお、空気…うんまっ!!
絵に描いたような田園風景っすねー』

カ『いい所ですね』

小『じゃあ早速、ハンティング開始ってな感じで』

カ『はい。あ、マリモさん!
丁度あそこに女の子が居ますよ!』

カメラさんがカメラを向けた方向へ振り向くマリモさん。

しかし、その数十メートルほど向こうにはそれはそれはヨボヨボの、田舎道に似つかわしい杖を突いて恐ろしくゆっくりと、背中を丸めて歩くお婆ちゃんの小さな後ろ姿…しかなかった。

小『…え、どこ?』

思わず点になった目を泳がせてキョトンとするマリモ氏。

カ『ほら、居るじゃないですか、あそこ』

小『……えっ?え?w』

カ『………。』

小『いやいやいやいやいやwwww
女の子ってwwあんたwwww』

カ『いやいやいやいやいやwww』

小『めぼしい娘が見当たらないんで、ちょっと民家の方へ歩きますか』

カ『いや、だから、あそこに歩いてる娘、行って下さいよ』

小『は?冗談でしょ?』

カ『いえ、マジです』

小『…本気と書いて?』

カ『マジです』

小『…えっ?コレ、そういう企画?』

カ『はい』

小『………。』

カ『………。』

スタッフ一同、超気まずい沈黙wwww

誰が得するんだよこんなAVwwww

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おばーあちゃんっ!セックスしよ! ©著者:塩大匙一杯

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