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26章:消化試合 (1/1)

26章:消化試合

もうそんなこんなで

高校も三年になっていた。

バンド活動も5,6回ライヴを
やったくらいかな。

だけど、昔から飽きっぽい俺は
バンド熱も冷めていた。

なぜなら

音楽のセンスもメンバーと合わなかった。
自分のやりたい曲やコンセプト、ビジュアル全て。

確かに今のバンドだとファンも相当付いていたし、ちょっとしたデビューのチャンスもあった。

その時期他のバンドのメンバーから、学祭出ないか?
と誘われ。

まあ 好きな曲一曲くらいなら、出ても良いかな〜と言う気分で
OKした。

練習もあまりしなくても、コピーなら殆どやっていたから、練習要らずですぐ本番。

まあ よくある男子校ならではの盛り上がらない学祭ライヴみたいな感じで、まあ楽しめた。

以外な事に男子校だけど、科によっては、多少女子が居て。

2年くらい年下の女子2人に写真を一緒に撮って欲しいと言われ、撮影をした。

それからは、毎日の様に玄関や廊下で待ち伏せ攻撃をくらい。
ちょっと苦手…

女不信になってしまっていたから、特に…

以前 地下鉄でも待ち伏せ攻撃に会い、トラウマなバレンタインに決まった感じでチョコレートを持った近隣の女子高の子に告白された時があった。

やはり 受け取らずろくな話も聞かずに後を去った。

照れなのかよくわからないが、そんな時は、必ず格好つけてクールに見えるキャラだったのかも。

その後始発が毎回同じ駅なので、会うたびに気まずかった。

後に凄く美人になっていて、有名な子になっていたが、逆に俺が武器になったのか。

良かった良かった

めでたしって話し。

女に対する不信は、もう小さい時から、母親の虐待や好きになった子に告白しては、嫌な思いの繰り返しで。

どうしょうもなくなっていた。

母親や学校の先生には、話す時は何故人の目をみないのか!!

と怒られていた。

なぜかそれが、できなかった。

そんな積み重なったトラウマからくる物を直ぐに治せとは無理な、話しであった。

そんなつまらない高校生活は、消化試合のような毎日だった。

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生きている価値観 ©著者:白雪

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