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18章:入学 (1/1)

18章:入学

気付いた頃には

遊び過ぎたせいで学力は、ビックリするほど落ちまくり。

行ける学校も限られ、公立高校なんて行けない。

だけど受験なんて関係ない訳で、金に物を言わせた私立の入学式が来た。

何時ものように運転手付きの外車に乗り、更に真面目風に仕立てられた自分が、大きい校舎に負けないインパクトで横付け。

重たいドアがパタリと開き、とりあえず目立ってしまう初登校。

本当は、あまり乗った事のない都会のバスや電車を使っていきたかった。

何故なら行く行くサボれたり、友達とくだらない話をしながら、登下校したかったのだが…

高校は、家から遠いからと運転手付きの登下校になる。

パイロットの夢は、流石に無理だから航空整備士辺りにでもなろうかな?って話しと女も苦手だからと言う理由で、工業高校に入学。

パソコンも得意だし。
当時パソコンなんてレアでWindowsでさえない時代から遊んでたから、余裕。

オタクしかいないイメージの学校だったたが、大違い。

不良が8割?
このエリアでも札付きNo1の悪学校だった。

入学初日に会ったこともない、本当に高校生なのかと言う風格の学校のボスが現れて、「話は十二分に聞いております。何かあれば自分に言って下さい。」と挨拶に来た。

薄々父親の周りにいる部下の柄の悪さは、わかっていたが。

なんか変だな…

中学生の時に事務所の倉庫を勝手に開けた時、金属バットが沢山あった。

どのバットもあり得ないくらいボッコボコ。

小学生の時には、押入れにやたらと重たい新聞紙に包まれたエアガンがあり、当時刑事ドラマブームだったから、公園に持って行き遊んでいたのがバレて、やたらと怒られた。

部下の人は、お父さんを社長と呼ばず、オヤジだのオジキだの呼ぶ。

家の金庫を開けて遊んでたら札束で城が作れる程あって遊んでたら締め方忘れて放置して怒られた。

真っ黒に塗られた窓に網が付いた日本の国旗が付いたバスが近所にいつもあった。

もしかすると

政治家なのか?

な訳ない…あまりにも柄が悪すぎる、刑事ドラマで言うと敵みたいだし。

そう!そうであった。

黒い集団だったのである。

そんな事実を知った高校生活が

どうなってしまうのか…不安

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生きている価値観 ©著者:白雪

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