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12章:別れの時 (1/1)

12章:別れの時

悪のAと俺は、パシリのUをこき使い、新聞配達をさせたりした。

一緒にやろうよ!

なんて嘘だよ。

一緒じゃなく一人でな…

冬−10度以下の糞寒い田舎で雪が
少ない。

自転車で配達できる。

友達が冬なのに新聞配達していて可愛いそうだから、手伝うていで、母親に嘘をついて夜遊びの口実を作っていた。

仕方ないから手伝ってあげた事も本当にあった。

流石に寒いからワンカップ飲みながら、自転車で配達した。

その時に人生に関わるマイナス要素に気づいてしまった。

俺は、酒が飲めない。

むしろ体質に合わない。

ワンカップ一個で救急車必要なレベル。

寒いからって理由で飲んだけど、即酔いして、新聞は配ったていで毎回途中で棄てる。

田舎だったから、一件だけ遠い所があり、良い迷惑。

友達の家のベランダで酔った勢いで焚き火して、足元が木の板のバルコニーを全焼させ。

未配達と放火が親にバレて短い新聞配達のお仕事に終止符。

そんな楽しい毎日だったが

パシリのU君が転校する事になった、しかもいきなり。

俺らの金の入手ルートが途絶えたのは、最悪。

それだけではなかった、居なくなると知ると始めて、淋しい感覚に陥った。

転校の理由ってなによ…

また親の勝手か?

これだから嫌なんだよな。

理由は、違った

ばあちゃんの家に住んでいたUの

あまり見たことのない、母親が

死んだのだ。

後に聞いたが、生活苦と男女のもつれでの自殺だったらしい。

U君は、何処へ行ってしまったねか、分からない。

これも後で聞いた事実だったが、大人になり、ヤクザになったが何をしたかわからないが、拳銃で撃たれて死んだようだ。

まあ 無理もない。
手癖悪いしな、なんかやっちまったんだろうか?

大人しく俺のパシリやってたら、死ななくてすんだのにな?

まあ お前は、悪くないよ多分。
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生きている価値観 ©著者:白雪

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