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11章:金が必要
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11章:金が必要
中学生になるとお洒落に金がかかる香水やヘアスプレーなど。
だけどもう悪さもできない。
バイト?
当時の中学生が出来るバイトなんて、新聞配達くらい。
なんせ冬は、寒いし面倒くさい。
その労力の割に子供に大金を渡すと非行に走るとか言う理由で、月の給料1万円くらいのバイト。
暴力が嫌いな俺だから、人から略奪する訳にはいかないし。
何より怖いのが、母親と兄貴から手厳しい暴力が待っている。
そこで思いついたベストな方法。
友達を使えばいいんだ!
片親でばあちゃんの家に住んでいた複雑な家庭環境のU君は、手癖が悪い奴だった。
俺んちから、勝手にゲームのソフトを持って行っては、換金する奴。
兄貴のゲームソフトを、勝手に換金したりで神の強さの兄貴にボコボコにされたりした。
兄貴にとって俺は舎弟。
ヤクザの世界より過酷なんじゃないかと今も思う。
そんな状況で機嫌をとったり、格好つける為の手段の金の入手について、当然U君が抜擢された訳。
俺が欲しいタバコやお菓子、本、ゲームのソフト、香水、ヘアスプレーなど言えば彼は、必ず持ってくる。
魔法のように言えば必ず用意してくれるいい奴。
その魔法の手段は、知っていた。
手段なんてどうでもいい結果が全て、自分が悪さしなくても、人がやってくれる。
ムカつく奴なんて、一言で簡単に始末してくれる。
言うこと聞かない動物でさえ…
金が全てで、自分の手は汚さないずるい性格がこの時に染み付いたらしい。
俺が色々指示していただけに、ケツは必ず来て集団リンチをうける事もあった。
リンチなんて、痛いけど別になんとも思わない状態。
何故なら必ず仕返しができるからだ、自分がやらなくても事が済む。
小学生低学年の頃のテロリストな俺は、もう捨てた。
母親にも怒られる事もないし。
これが正解。
U君のおかげで、俺をいつも殺めて来た1人であるA君と仲良くなれた。
そいつは、小学生の頃から学校に来た事が殆どない。
何故なら小学生の時の女教師が強烈なキャラで、俺も登校拒否したくらいだ。
そんなA君は、札付きの悪。
中学入学の時から、どこで覚えたのか、リーゼントに鬼剃りに変な学ラン。
一緒に暴走族の奴からバイク取り上げて、俺らの物にしたり。
返して下さいって暴走族が家に来た事もあったが、盗んだバイクなんだから、お前のじゃないから。
ある意味正しい。
俺の兄貴も、Aをフルボッコにした事があった。
そんなAは、集団から抜けて何故か都合のいいパシリの居る俺と絡むようになった。
もちろん後々集団から抜けたせいで、Aも虐めの対象。
要領悪いやつだよ…お前
今でもな!
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