ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:女なんて (1/1)

9章:女なんて

小学生も中盤くらいになり

全国学力テストで3位以内に入る程になり、兄貴も俺も優秀な学力の持ち主になっていた。

兄貴は、俺より小さい頃から鉄砲玉のような性格だから、頻度の多い虐待に耐性がついていた。

兄も俺も父親の仕事の不祥事で新聞沙汰になり、激しい虐めを受けていたが、兄貴はそんな中で全てに耐性がついていた。

喧嘩も強く、スポーツ万能、学力優秀だが…



ただ周りにはか必ず人が付いてくるリーダー的存在のモテ男。

俺が虐められても、必ず仕返しをしてくれた。

俺は、昔から小心で臆病者。
人を叩いたり悪さを沢山していたから、母親や周りの人間に必要以上な首輪をつけられていた。

それで大人しくなったが逆に喧嘩は、弱くなっていた。

打たれずよいとは、言われ続けていたが、人を殴る事を好まなかった。

なぜなら虐待 DVを受けていたから、人の痛みを考えてしまう。

自分が耐えれば、人は痛まない。

物も壊れない。

暴力は、嫌いと言う方程式。

殴ると手も痛いし良い事なんて何もない。

人は、俺を優しい人間だと言い始めていた。

そんな中やはり、恋愛と言う物が現れ始めていた。

近所に好きな子ができたり、同級生を好きになったりして、勇気を振り絞り告白。

あっさりフラれていた。

それだけでも、メンタルずさずさに追い打ちをかけられるように、ラブレターは皆んなに晒され。

フラれた噂で虐められる有様。

だけど、怒る気持ちはなかった悲しい気持ちと屈辱感なハンパない。

自分が好きと思う子には、必ずフラれるのがお約束。

優しい俺って?

すぐに女の子とは、友達になれる。

だけど好きになれば、フラれ冷やかされ結局恥ずかしい仕打ちが待っている。

要はある意味、都合良い男友達な訳だが、勘違いの俺。

でも心には、傷がついてしまった。

人を好きになる怖さ不安。

おっさんになった今でもたまに、女の子にフラれてラブレター晒された夢を見るくらい。


フラれる要素として、外見にも問題があった。

実は俺は、過食気味でお菓子を食べ過ぎてデブ眼鏡のブサメンだったから、訳もない。

兄貴とは、真逆な性格だ愛情に乏しい人間になっていた。

一人じゃ淋しい安らぎみたいなものが欲しい。

だから自分から人を求め追っ掛けてしまう性格になっていた。
12 /32

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

生きている価値観 ©著者:白雪

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.