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8章:やればできる子 (1/1)

8章:やればできる子

ラブホ経営の息子E君は

お金待ちの子だった。

英語を習っていたり、塾に通っていたりバレエをやっていたり。

小学生ながら、ちょっと興味が出た。

それは、勉強に興味があったのではなく、友達らと皆んなで一緒に居られるのが楽しい。

俺の母親は、昔から時間に煩い。

ついつい楽しくて遊びすぎて、兄貴と17時に帰る門限を破ってしまう。

そうなると、必ず家には鍵がかかって入る事ができない。

春夏秋冬関係なし。

寒くてどうしょうもなく、外の物置に、布団など引いて部屋を作ったり。

友達と農家のエサ置き場の藁に部屋を作り避難したり。

基地なるものに避難したり。

淋しいし寒いから犬や猫を物置に飼い遊んだりしていた。

あまり飼いすぎて動物園状態。

犬、猫、鳥、カエル、ハムスター、うさぎ、虫

とにかく生きてて身近にいる、人間以外の行き場のない生き物達を囲っていた。

繁殖も激しく物置にあった父の大切なゴルフバックや色々な物を動物達は、噛みちぎり糞尿が半端ではない状況。

流石に親もブチ切れ。

そんなこんなで、塾に行かせてもらう事ができ、本来の目的である遅くまで友達と遊べると言うダミー勉強が始まった。

最初は、全く何もできない勉強だったが、友達同士で張り合ってる内に、なんとなく出来るようになっていた。

別に点数?とか興味ないし。

門限を堂々と破って、居たくもない家にいるくらいなら、それで十分満足ですから。
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生きている価値観 ©著者:白雪

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