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56章:〜笑顔〜 (1/10)

56章:〜笑顔〜


異変は、また次の日に起きた。


いつもの様に同伴で出勤すると、レナルナちゃんの姿が見えて挨拶した。




りこ「おはよう」



この街では
昨日居た女の子が
突然、今日いなくなる事だって日常茶飯事だったから

レナルナちゃんが2人揃って笑顔で




レナルナ「おはようございます」




と、言った姿を確認して安心した。




お店も盛り上がりを見せだした頃・・・




私の座っていた席の横で


セナと聖羅さんのお客のボトルを必死で開けようとする
ルナちゃんの姿が見えた。


聖羅さんは、VIPル-ムに太客が来ていた為

その客席には、あまり着いてなかった。


ペ-スも早かったせいか

更衣室へ戻ると
ルナちゃんは、化粧台の端に申し訳なさそうに座ってた。



りこ「大丈夫??」



ルナちゃんは
顔を少し上げて


ルナ「はい・・・」


顔色が悪かった。



りこ「ヘルプで飲まされたの??」



ルナ「はい。
場内指名あげるから、聖羅さんが飲んでって言ってるって言われて・・・
聖羅さん好きだから、力になりたくて・・・酔っぱらっちゃいましたぁ」



りこ「セナに言われたの??」


ルナ「はい。聖羅さんの頼みを聞いてくれってセナさんが私に言いました。」




聖羅さんは、いつも聖羅特攻隊の飲み係が
お酒を飲むと決まってるのに変だと思った。




りこ「聖羅さんに確認は取ったの??」



ルナ「いいえ。まだ・・・」




セナ「ルナちゃん。ありがとう!!」




笑顔でセナが更衣室に来ると




セナ「何してるの??」



ルナ「ちょっと酔っぱらって・・・」



セナはタバコに火を付けて

ちらっとルナちゃんを横目で見た。



セナ「これ吸ったら次は私の席に着いてって、聖羅ちゃんが言ってるから」




と、上辺の笑顔を見せた。



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プリンセス ©著者:桜井りこ

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