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49章:〜切なさ〜 (1/10)

49章:〜切なさ〜


VIPル-ムに戻ると・・・


聖羅さんは全身真っ赤になって、ちょこんと座っていた



私はVIPル-ムに戻るなり
聖羅さんに駆け寄った。



りこ「飲みすぎたんぢゃないですか?」



とっさに聖羅さんの手を握った。



聖羅「うん。飲み過ぎた」



いつもなら


場内なら飲みたくない。


と、途中で接客拒否する聖羅さんが


頑張って飲んでくれたんだと思うと・・・


本当に感謝の気持ちで
いっぱいだった。




りこ「道明寺さん。飲ませ過ぎですよ。」



呆れた様に言うと・・・



道明寺「知らねぇよ」



ボ-イ「失礼します。聖羅さんお願いします。」



聖羅さんが、フラっとしながら部屋を出て行った。



シャンパンを確認すると


1本空になっていた。



りこ「1本全部飲ませたんですか!?」



道明寺「俺も今日は、かなり飲んだよ。後はボ-イ」



りこ「そうですか・・・」



良かった。



道明寺「何だ??」



りこ「聖羅さんは、病気だから、あまり無理は体に良くないと思って・・・」



道明寺「今日は聖羅も素直だったぞ」



りこ「え??」



道明寺「お前、聖羅を越したんぢゃないか??」



りこ「それは、無いでしょう(笑)」



今日の成績、確認してないや・・・




道明寺「後の2本も開けてくれよ。俺、後30分でチェックするから」



りこ「えぇ!?帰っちゃうんですか??」



道明寺「明日、早いからな」


私は、ボ-イを何人か呼び



30分で2本とも空ビンにした。



エレベ-タ-で道明寺を見送り・・・



いつものように聖羅さんにお礼を言うと



聖羅さんは全身真っ赤にして私に言った。



聖羅「あんた昨日、大変だったんだって??」



りこ「何で、知ってるんですか??」



聖羅「リオナを首にするか、聖羅の件も含めて今日一緒に話し合いすることになったからよ。」



りこ「そうなんですね」



聖羅「後はあんただけよ」



聖羅さんは
キリっと私を睨んだ。



りこ「・・・」



聖羅「冗談だよ(笑)」



聖羅さんは

ニャンニャンスマイルを見せて、客席へ戻って行った
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プリンセス ©著者:桜井りこ

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