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61章:〜新年〜 (1/10)

61章:〜新年〜



起きると真夜中だった。



2人の寝顔を確認して
リビングに降りると


葵からの年賀状が
テーブルに置いてあった。


「新年明けましておめでとうございます!この度、夫婦になりました事を改めて、ご報告させていただきます。」



文字の下には


旦那さんにお姫様抱っこされた葵の
ツーショットの写真が貼ってあった。


ウエディングドレスの
前撮りしたんだろう
真っ白なドレス姿だった。


葵は
相武紗季に感じが似ている。


細くて長い手足に
少し焼けたような肌


オールバックの髪型にベールを付けて、
形の良いおでこを出し
歯並びの良い綺麗な歯をニコッと出して笑っている相武紗季スマイルの葵がいた。



その横には、
優しそうな感じの旦那様。



りこ「葵〜。あんた幸せ者だね」



年賀状を見ながらつぶやいた。



私の飲み屋の原点は
葵のママのお店だった。



ここまで、
本当に大変だった。


なんて言ってられない私が居た。


これから、
これから頑張らなくちゃ。


私を育ててくれたのは
葵ママでもある。


私は
葵と葵ママに年賀状の返事をすぐに書いた。



新年、明けましておめでとうございます。


葵と葵ママにとって
今年一年良い年となります様、祈っています。


葵へ・・・
結婚おめでとう。写真凄い綺麗だった。いつまでも旦那様と仲良く、何かあったら気がねなく、いつでも頼りにしてね。
結婚式、楽しみにしてるけど、お願いだからそれ以上痩せないで(笑)並んだら私の体のラインが目立つから一緒に写真撮れなくなるから。(笑)でも、葵の幸せな顔見て安心した!また近々みんなで集まろう。




葵ママへ・・・
ママお久しぶりです。
ママは去年より今年と、ますますの商売繁盛と、ご活躍を願っています。ママ体調だけは気をつけて下さいね。今年は私も新しいことに挑戦できる年になりそうです。ママのおかげです。ありがとうございます。
また報告します。




年賀状を書きながら
心の中で
何度も葵ママに感謝した。

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プリンセス ©著者:桜井りこ

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