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6章:【最終章ーー耀きの世界へ】 (62/63)

「何か告げられたの?」

「神の声を伝えていただきました。『御守りに免じて救いたもう』って……まぁちゃんや……俺を心から想ってくれてるひとの、愛情や気持ちが先生方を動かしたそうです」


私は手に持ったままの日傘をかいま見た。


「じゃあ……この日傘もだね。きっと、お母さまの温かな心がここに……」

「……まあちゃん、ありがとうございます」

「良かったね……本当に良かった」

「はい、それと……ガブリエル先生から返していただきました」

「ん、何を?」


握っていた掌を開くと……海老僧の手にコルクが戻っていた。


「俺、何も出来なくて悔しくて、投げちゃってごめんなさい……大事な御守りを返していただきました……ずっとずっと……大切にします」




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東京いろは歌 ©著者:七斗

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