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8章:帚木 2−2 (1/8)

8章:帚木 2−2


今日は占いで子牛の方角に行ってはいけないらしい。

ミカドはまだ、そんなところは守ってるのかと苦笑し、ミカドの家がその方角にあたる日はいつも店に泊まっていいように取りはからってくれた。


今日はまさにその日


「ミカド、今日なのだが…」

「ああ、アノの日か(笑)」

「だから、店に泊まる。」

「ならさ、アタルとでも、夜にこの店に行ってこいよ。」
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光君をみつけに ©著者:mayu

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