18章:同業 (4/6)

当日私はヘアメを済ませてから待ち合わせ場所へと向かった。


まだ来ていないみたい・・
なんか緊張しちゃうな・・


「おはよ！美優ちゃん」


「お、おはよう」


「ん？どうした？(笑」


「ううん・・
今日はありがとう。
・・なんか・・安心した！！
がちがちのヘアメとかで来たらどうしようかと思ってた。」


現れたルイ君はお店で会った時と全然違ってふつうのお兄さんって感じでホストらしさがない。


「わざわざ休みの日までそんなのしないよ！・・
美優ちゃんは相変わらず
・・・クスッ」


「え？！
またそういうこと言う・・」


相変わらずキャバやっているようには見えない・・って言いたいんだろうな。


「ははは！
なんだよ〜可愛いって意味だし！とりあえずご飯でも食べよ！」


「てかさ、美優ちゃん痩せたでしょ！！」


歩きながら私の腕を触りながらそう言ってきた。


「え！！う、うん・・少し・・」


すごい。
よく気付いたな・・ダイエットしているのは確かだった。


こんなふうに変化に気付いてもらえたのは素直に嬉しかった。