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67章:【最終章】帰ってきた友人 (1/3)

67章:【最終章】帰ってきた友人

まだ最近の話です。

クルミの友達に、優しい面倒見の良いお兄さんがいました。

H君と呼びますね。

Hは兄弟が何か問題を起こす度、何をしていても飛んで行って、その場を納めようとする子です。

その為、クルミの友達には

Hは優しくて、いいやつだ!

と、慕われていました。


夏休み、お盆近くだったと思います。

Hが海で波にさらわれて行方不明になった!

クルミとイチゴの携帯に、それぞれ知らせが入りました。

私「Hって、Bのお兄ちゃん?」

私、クルミの同級生のBは知っていたんですが、Hは知りませんでした。

イ「うん。ほら、夏祭りでBと一緒にいた…」

思い出しました。

町内会の夏祭りで、私にかき氷をふざけてねだるBの横にいた、Bそっくりの男の子。

私がBにかき氷を渡すと、驚いて

H「マジでーっ!」

私「自分も食べる?」

H「いえ!いいです…」

と、遠慮がちだった可愛い子。

あの子が行方不明!?

クルミは泣き出すし、知らせは夜だったので何も出来ないし…。

私達は心配するしか出来ません。

それが、もどかしくて、辛くて、イライラ。

イチゴが携帯を手に取りました。

イ「もしもし。ロース?
ロース明日さ、○○浜でジェットする友達いる?」

イチゴは、

「今からでも探しに行く!」

と、言い出したクルミを止める為、ジェットを趣味とするロースに連絡したのです。

イチゴはロースに、知っているかぎりの情報を伝え、

ロースのジェット仲間にHの捜索を、ついででいいからと頼みました。

それから暫くして…

Hが見つかった。

イチゴの携帯に知らせが入りました。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ

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