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63章:母の話…その14
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63章:母の話…その14
母が子供の頃の話です。
朝、母の姉が変な夢を見た、と言い出しました。
夢の中で母の姉は、納屋の横の道路脇に花を植えていて、それが綺麗な白い花を咲かせていたそうです。
そこに、母達の従姉妹で、双子の姉妹の片割れが、白いワンピースを身に付けて現れました。
フワリ、フワリと飛ぶ様に走って来た従姉妹は、母の姉が一生懸命に育てた花を摘んでしまうのです。
姉「花が無くなる。無くなる。無くなってしまう。」
夢の中で母の姉は、そう思いながらも無言で見ていました。
あらかた花を摘んた従姉妹は満足そうに、来た時と同じく、飛ぶ様に走って帰って行きました。
姉「凄い勢いで花を摘んでしまうから、花が無くなる、花が無くなるって…変な夢でしょ?
何かあるのかもね?」
母の姉は首を傾げたそうです。
その後、親戚から知らせが来ました。
「双子の片方が死んだ。」
母と母の姉は、やっぱりと、顔を見合わせたそうです。
私「白い花に白いワンピースって…象徴的だよね?」
母「それもそうだけど…姉ちゃん、気が付いてたのかな?」
私「何が?」
母「花が無くなる、無くなるって、何度も繰り返してた。
無くなる、無くなるって…」
無くなる…?
亡くなる…だったんですね?
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