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61章:金縛り (1/2)

61章:金縛り

金縛りって、皆さん経験あります?

意外と多いみたいですね?

あれって、霊的な物と神経的な物がありますよね?

神経的なのは起きる時、体か疲れているとか、神経が高ぶっているかして、体より神経が先に目覚める。

その為に目覚めていても体か動かない。

有名な事ですが。

(^^ゞ

霊的な物は言わずと知れた、何らかの霊の仕業で体か動かない。

キウイは両方、経験しました。

前の家では、霊的な金縛りは珍しく無かったので、神経的な金縛りになった時は変な感動がありました。

おお…これが、あの有名な神経的な金縛りかぁ…

って、感じで…。

目覚めが違いますね?

霊的な方は

「ハッ!ヤバい!」

で、目が覚めますが、神経的な方は

「ムニャ、ムニャ、んん…っ…あ!動かない…」

と、優しい目覚めです。

人に寄って違うのかな?

霊的な方でよくある金縛りは、無言で無動作で覆い被さってるだけの霊。

あれ、何したいんでしょう?

それとも、何か訴えてたのかな?

私が気付かなかっただけで。

そう言うのは、大抵大人しく短時間で帰ってくれます。

恐かったのが、首吊りの霊。

昼間、友達に

「金縛りに合って、目を開けると天井から人がぶら下がってて…恐かったんだよ。」

と、聞いたんです。

うわー!こえーっ。そんなの嫌だな…。

と、思ってたらその夜

私も金縛りに…

マジか…苦しいな…このまま、目を瞑ってた方がいいよな。

そう思ったんですが、何故か目を開けてしまいました。

うわっ!?マジで!!嘘でしょ!?

私の顔の真上、天井から麻縄で首を吊っている人が後ろ向きでぶら下がっています。

恐怖で目が離せないでいると、その人はゆっくりとこちらを向く様に回り始めました。

ヤバい!絶対、目が合うとヤバい!?

慌てて目を瞑り、じっと耐えてました。

疲れたんでしょうかね?

私はそのまま、寝てしまった様です。

気が付くと朝でした。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ

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