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60章:母の話…その13 (1/1)

60章:母の話…その13

母の子供の頃、母の田舎の村には街灯が殆どありませんでした。

その為、夜になると辺りは真っ暗で、オイルランプの灯りを頼りにしていたそうです。

母の部屋にも電気が無く、やはりオイルランプを使っていたので、オイル代が掛かるから…と、早目に寝かされていました。

その夜、急に窓の外が昼間の様に明るくなりました。

え!?何で?

母は慌ててカーテンを捲り、窓の外を見たそうです。

そこには、楕円形の太陽の様に眩しく光る物体が浮いていました。

何?これ?

その物体は家と納屋の間をすり抜け、田んぼの方に飛んで行き、田んぼの真ん中に降りて消えたそうです。

次の日の朝、田んぼに行き、光る物体が降りた場所を見ました。

そこには、綺麗に倒された稲があっただけだそうです。


母「今思えば、あれってUFOだよね?」

私「さあ?それより倒された稲は、ダメになったの?」

母「何とも無かったよ?綺麗に編む様に倒れてたけど、ちゃんと収穫出来たよ。」

私「ミステリーサークルみたいなカンジ?」

母「ああ!うん、そうだね?
あれと同じだわ。」

ミステリーサークル…そんな昔からあったのか…。

母は隕石も見てまして

夜に空から火の塊が降って来る。

火の玉でも、狐火でも無い。

あれは、何だろう?

見ていると田んぼに落ちたそうで、

やはり次の日の朝に見に行ってみると、

何も無かったそうです。

そりゃそうですよね?

隕石でも残る程、大きい隕石が落ちてたら…昔の弱い家なんて、壊れてますよね?
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ

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