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57章:帰って来た同僚
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57章:帰って来た同僚
イチゴの勤めていたトラックの会社は田舎に事務所を構えています。
大抵のトラック会社がそうである様に、他所で荷物を積んで走るので、事務所が便利な場所にある必要が無いからです。
同僚に身内の居ない人がいました。
親はその人がまだ子供の時に、施設に預けて行方不明になったそうです。
やんちゃで面倒見のいい社長は、会社に入ってくるまで荒れていたその人を雇い、何かと可愛がっていました。
その同僚も、社長を自分の親の様に慕っていたそうです。
ですが、その同僚は余り仕事が出来なかった様で、ミスをしては怒られていたと聞いています。
その日もミスをして、
社「馬鹿野郎!」
と、怒鳴られていました。
同僚はミスを取り返そうとして、疲れているのに無理をして頑張って走っていたらしいです。
「アイツ、事故って死んだ!」
やはり走っていたイチゴの携帯に、違う同僚から連絡が入りました。
その同僚は、海沿いの見晴らしの良い道路を走行中、居眠りをしたらしく、単独で道路脇に衝突。
トラックは炎上しました。
長い距離を蛇行したらしく、現場よりかなり手前のガードレール等に摩擦痕がみつかっています。
可愛がっていた従業員を亡くし失意の中、社長は
社「俺が一切の面倒を見る」
と、言って遺体を引き取りました。
葬儀の日、地元に帰って来ていたドライバーさん達は、葬儀に出る為に仕事を急いで終わらせ、喪服を取りに自宅に帰ったそうです。
が、余りに急ぎすぎて、殆どの人が靴を忘れて仕事用の靴を履いていたとか…(笑)
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
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