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56章:祖母と大伯母
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56章:祖母と大伯母
祖母が肺炎で危篤だから早く来て!
冬の寒い日、そんな連絡が入りました。
私達は急いで仕度し、真夜中の高速を跳ばして、祖母の入院している病院に行きました。
祖母は、酸素マスクをされ、色々な機械に繋がれて、とても弱々しく見えました。
その夜は何とか峠を越え、一時はかなりの回復を見せたのですが、容態が急変し、
半月後、祖母は還らぬ人となりました。
いつも優しかった、
いつも見方でいてくれた祖母は、とても冷たく、小さな、物言わぬ「物体」になってしまったのです。
お通夜の日、父の従姉妹も駆け付けてくれました。
「キウイちゃん、お婆ちゃん残念だったね…」
父の従姉妹は私にも声をかけてくれます。
私「○○さん…来てくれてありがとう。
伯母さんが大変な時にすみません。」
父の従姉妹の母親も数年前から闘病しており、この時かなり衰弱していました。
祖母と父の従姉妹の母親は姉妹で、祖母は父の従姉妹の母親の姉になります。
私達にすれば大伯母ですが、伯母さんと呼んでました。
「当たり前だよ。
伯母ちゃんには、良くして貰ったもん。」
父の従姉妹は祖母を伯母ちゃんと呼んでました。
私「ところで、伯母さんの具合、どうですか?」
私が大伯母の具合を聞くと
「うん…余り良くないんだ」
と、近状を話してくれました。
最近、寝てばかりいる。
余り食べれなくて、時には点滴で栄養を補っている。
たまに意識が朦朧として、何処にいるのかも理解してない。
少しずつ衰弱して死を待つ状態である…と。
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無意味な力 ©著者:杜若 キウイ
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